
Mystical Light マインドフル瞑想会【太陰暦新年ミニプログラム】
日時:2025年3月30日21:00~21:30
アーカイブビデオの視聴は、こちらからどうぞ👇
■パルグナ月の終わりはドラマティックな部分日食
2025年3月29日の新月はドラマティックな部分日食。3月29日はヒンドゥーの旧暦の12番目の『パルグナ月』の最終日、大晦日にあたります。
この部分日食は2週間前の満月の月食とセットで起こり、何とミーナラシ(魚座)に集結する5つのグラハ(月、太陽、水星、金星、ラーフ)と対局にあるケートゥを巻き込むスペクタクルが繰り広げられます。
ブッダ(水星)はニーチャ(減衰)であるものの、シュクラ(金星)はウーチャ(高揚)。そしてブッダ、シュクラともに現在ヴァクリ(逆行)。
興味深いのは、水星、金星ともにシュバグラハ(吉惑星)である点。さらには同じく吉惑星である魚座の支配星のグル(木星)は牡牛座に位置し、金星とパリヴァルタナヨガ(相互支配の関係)を形成していること。
そこにサトイック(浄性)のスーリャ(太陽)とチャンドラ(月)が合流した日食は、プルヴァバドラ、ウッタラ・バドラのナクシャトラで展開。
葬儀用のベッドの前脚・後脚を象徴するバドラパダが意味することの一つとして、今回の月食日食は物事の終わりを暗示。同時に新しいチャプターの始まり。更には大きな変革を意味すると言えましょう。
それは世界的、マクロ経済的、政治的、さらには個人的な変化、全てを表します。
また日食月食の前後には大きなスキャンダルや悪行が発覚することは、占星術を学ぶ人の間で広く知られている通り。今回も例外でなく、水の要素の魚座とウッタラ・バドラのダブル効果で、大規模な業界規模のカルマの浄化が伴う悪事の発覚が予想されます。
ただ前述の通り、シュバグラハとルミナリー(太陽・月)のポジティブな影響と木星の守護で、カルマを重んじて生きてきた人にとっては大きな突破口、チャンス到来となるはず。
そのカギは、時計の針が30日を告げるとすぐにミーナラシ(魚座)に参入するシャ二(土星)が握っています。2025年太陰暦新年のチャートは以下の通り。
■ナクシャトラから観る2025年太陰暦新年ホロスコープ


こちらのホロスコープは、2025年3月30日日本時間05:31で算出したものです。ジョーティッシュのしきたりでは、太陰暦新年の夜明けの時間でホロスコープを作成しその国の1年を占います。
既にミーナラシには、ラーフ、水星R、金星R、太陽、月、そして30日未明に土星が移動しています。驚くことに日の出の時刻でチャートを出すと、ラグナ(アセンダント)までが魚座にあることが分かります。
この一見非常に偏ったホロスコープでは、日本にとってこの1年がどんな年になるか、そして日本に住む人たちがどんな気持ちで1年を送るかを占うことができます。
詳しくは、30日21:00から30分のマインドフル瞑想会ミニプログラム(ライブ&アーカイブ視聴)でお話したいと思います。当日は、いわくつきの4月4日の土星によるヴリシャバラシ(牡牛座)のアルン(天王星)のハードアスペクト、ラーフ・土星のコンジャンクションについても語ります。何故ならこの日のチャートはマーティンルーサーキング牧師が暗殺された1968年4月4日のホロスコープに酷似しているからです。同じく1968年6月5日にはボビーケネディも暗殺されています。今年はそのような事が起きないよう心より願います。
さらには4月14日太陽暦新年のホロスコープについても触れ、スマートで戦略的且つ賢いこの1年の送り方について考えてみたいと思います。
この記事を4月1日以降に読んでいる方は、こちらにアップした動画をご覧ください。
Mystical Lightとつながるコミュニティ、そして読者の みなさんにとってこれからの1年が実り多き時期となりますように。
■インド暦普及協会主催 Mystical Light 2025年度ジョーティッシュのプログラム
2025年は6月より新規コースをスタートします。
〇第3日曜日/13:00~15:00@秋葉原のクラスルーム、オンライン、アーカイブ視聴
ナクシャトラを中心としてゴチャラ(トランジット)、セレブチャート、毎月新しいテーマでお送りする2時間のクラス。随時参加可能。
〇第4日曜日/時間未定、オンライン、アーカイブ視聴
ナクシャトラを軸としたジョーティッシュ基礎実践コース
詳細は追って告知いたします。

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